医療コラム

2024.09.20更新

http://www.hatococoro.com/asset/tanaka202109.jpg突然やってくる、年齢の壁!?


今年1月、朝のジョギングで足の痛みを感じ、おかしいな?と思いながらも2月、息子と京都リレーマラソンに出場。気力で完走はしたものの、その後、右ひざの半月板に痛みがでて走ることができなくなりました。続いて、例年の胃腸内視鏡検査で大腸ポリープが4つ見つかり切除、さらには歯科医師として「食べたら磨く」「食事も1日1.5食」かなり気をつけていたはずなのに歯周病になり、歯を2本失いました。思えば、1月に誕生日を迎え、古希の70歳。残念ながら身体的な年齢の壁を認めざるを得ませんでした。

しっかり噛んで、楽しく生きる。
噛めることは健康の土台。

歯周病は生活習慣病、予防に尽きると、歯科医として人一倍気を使っていたはずなのに、これは「齢には勝てぬ」ということなのか、ストレスか。職業柄予想はしており、欠損に対しては生活の質を尊重して迷わず「インプラント」と決めておりました。副院長の娘に手術を頼み、おかげさまで順調に回復しています。完璧なインプラントを施術してもらい幸せで「頑張れば良いこともあるなぁ」と思いました。年齢やストレスによって身体はダメージを受けます。最近の研究では、口腔内の環境が誤嚥性肺炎や心筋梗塞、脳梗塞、認知症、心内膜炎などの病気と関係していることも証明されています。歯は健康の土台。しっかり噛める歯で幸せな毎日を—。

 

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投稿者: タナカ歯科

2024.03.22更新

初のサイレントマラソンで気づいたこと。

昨年、脱水で大変な思いをした京都マラソン。今年は万全を期して無事に息子と二人でのリレーマラソンですが目標の4時間以内の3時間44分で完走することができました。ただ、いつもマラソンのお供だった音楽(iPod)を当日忘れてきてしまいました。走るときに音楽は欠かせないのですが、仕方がない。音楽のないサイレントマラソンは初めての経験です。ところがしばらくすると、いつもより走ることに集中できていると気づいたのです。音楽を聴かずに走ることが、ある意味、非現実的な体験となって五感に響いてきました。


意識下の行動が人生を変えていく。

マラソンという身体の究極の状況下において、ふだんは音楽で紛らわされていた意識下の感覚が研ぎ澄まされたのでしょう。私たちは日々、意識するしないに関わらず、つねに何かを見たり聞いたり考えたりしています。何を思ってどう行動するか。その選択は案外、意識下の意識に誘導されているのかもしれません。毎日の生活習慣もしかり。歯のメンテナンスも、習慣的に行うことで、意識下に刷り込まれます。健康習慣は、理屈ではなく、体が自然に動くようになることが大切です。毎日の習慣づけでいつまでも健康な人生を。

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投稿者: タナカ歯科

2023.09.12更新

山あり谷あり、近道なし。
健康第一で夢を叶えよう。

107年ぶりの優勝!今年の夏、高校野球に奇跡のような感動をもらいました。8月24日、慶応高校vs仙台育英の決勝戦。2時からは家でテレビ観戦、3時からは診療の合間に状況を確認。髪型、笑顔、自主性の尊重、優勝を果たした慶応高校の球児たちの姿は高校野球のイメージを大きく変えてくれました。どちらも実力伯仲、全員が甲子園優勝は悲願であるに違いない。その夢を叶える最後のひと押しとなる力は、どこにあるのでしょう。

健康は一日にして成らず。
毎日の口腔ケアと健診を怠りなく。

夢が夢で終わるか実現するか。人はよく運だといいますが、運は呼び寄せるもの。こちらが周到な準備をしていなければ、運はやってきてくれません。日頃の努力、正しい知識と行動の蓄積、そして「絶対にこの夢を叶えるのだ」という強い強い思いです。栄光への道は一日にして成らず。健康もしかり。幸せな人生の土台は健康です。面倒なことも多く、山あり谷ありですが、口腔ケアを中心とする自己管理と定期的かつ専門的チェックを行う健診を欠かさず、なんでも噛めて美味しい楽しい生活をめざしましょう。

 

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tanaka1

投稿者: タナカ歯科

2023.03.21更新

誰もが考えてほしい「健康の再認識」。


定期検診で歯もココロも大切に。今年2月、息子と参加した京都リレーマラソンで不安な体験をしました。あいにくの大雨でしたが、僕が27キロで息子が15キロ、フルマラソンより走る距離が短いこともあり記録更新をめざしていました。ところが21キロを過ぎた頃からペースが落ち、筋肉が硬直し、息が上がり、走れなくなってしまったのです。足はつり、汗が大量に吹き出して脱水状態、やがて気持ちも悪くなり、なんとかバトンタッチはしましたが、まるで深刻な病気を疑似体験をしたような不安な心地でした。


マラソンで経験した、大病の疑似体験。

今回のマラソンからの帰宅後、これは健康を考える好機だと思い、僕は健康には日々十分すぎるくらい気を使って、20代の体重維持、週4〜5回走り、年1回人間ドック・脳ドック・胃腸内視鏡検査をしています。もちろん頑張ることは大切ですが、体調がいつもと違うと感じたときには一度立ち止まって、体を労わることを優先しなければいけません。疲れると歯が浮きませんか?私はそんなとき、たっぷり睡眠をとります。不調は体からのシグナル。体も歯も定期的な検診を怠らず気にかけてください。とはいえ年齢や筋力低下には逆らえませんね、私も今回のことでもフルからハーフマラソンに転向することにしました。

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投稿者: タナカ歯科

2022.09.16更新

「いつでも夢を」。

懐かしい歌を耳にしました、「いつでも夢を」。みんなが豊かな社会を夢見て頑張った昭和の時代、物質的に満たされていなくても、未来への明るい希望と期待がありました。比べて今はどうでしょう。長引くコロナ、複雑な人間関係、PCやスマホのストレス、ネット上に飛び交うネガティブな感情、他者の評価にぶれる気持ち…昔とは悩みの質が異なります。「希望」という名の「夢」は、今や幻想なのでしょうか。

夢を語ろう、前向きに生活しよう。
明るい気持ちが健やかな毎日をつくる。


重度歯周病ながら10年以上にわたり抜歯をせず健康に過ごしている患者さんがいらっしゃいます。適切な口腔管理と定期的な健診、体調管理を怠らず続けている成果ですが、歯科臨床医としては科学的常識を超えた現実です。「病は気から」といいますが、やるべきことをちゃんと続けて「大丈夫」と信じていく、その「気持ちが大事」なのでしょう。いつでも夢を、明るい希望を。私の夢はとても大きいのですが、今は秘密にしておきます。

 

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投稿者: タナカ歯科

2022.03.15更新

http://www.hatococoro.com/asset/20220315anaka.pdf免疫力と体力。

季節の変わり目は体調を崩しやすくなります。病気になったらまず、からだを休めることが第一ですが、「普段から無理をしていなかったか」「食事や睡眠はちゃんととれていたか」「病気にならない工夫として運動していたかどうか」を見直してみましょう。私たちが自覚する以上に、日常生活のちょっとした変化は免疫力や体力に影響しています。日々の小さな積み重ねに気をつけることが、大きな病気の予防につながるのです。

「おいしい」は「うれしい」。
噛める幸せ、食べる楽しみをいつまでも。
往診でお伺いする患者さんの場合は特に気配りが必要です。寝たきりや認知症での治療はご本人もご家族も大変ですが、「自分で噛めた」「大好きなお餅が食べられた」と喜ばれる声を聞くと、私もうれしくなります。人は、おいしかった瞬間やその時のうれしさを覚えています。食べることは、いちばん身近な幸せかもしれません。どんなときも「歯とこころ」を大切にして診療にあたりたいと、心新たにする春です。

 

 

 

 

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ポトス9月号

投稿者: タナカ歯科

2021.09.29更新

ヒーローインタビュー。
新型コロナ感染症流行下で開催された東京オリンピック。多くの名場面が生まれ、日本人選手の金メダル獲得偉業も相次ぎました。

ヒーローインタビューにはいつも感激するのですが、今回は特にレスリングの姉妹金メダルや男子マラソン、6位に入賞した大迫選手のコメントが忘れられません。私自身が趣味で走っていることもあり、のめり込むように耳を傾けました。

57年前も今も。心を揺さぶる感動に感謝。

インタービューを聞いていたこの時、思いがけないことが起きました。涙が突然こぼれ出し、心が揺さぶられて嗚咽が止められなくなったのです。そして突然、1964年の東京オリンピックを観ていた10歳の自分が、やはりインタビューを観て号泣したことを思い出したのです。この不思議な感覚と心が動く感触をなんと表現すればよいのか。極限まで頑張った人だけが人に与えることのできる力なのでしょうか。歳を重ねても、人が極限まで頑張る姿に感動できることを純粋に嬉しいと思った出来事でした。

いつまでも、ピュアな歯とこころを大切に—。

タナカ歯科 田中孝宜

 

 

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ポトス9月号

投稿者: タナカ歯科

2021.03.17更新

 新しい日常。無意識のストレス。

新型コロナの影響が長引いています。患者さんからは、新しい趣味を始めたとか、離れた家族や友人とオンラインで頻繁に話すようになったという声もお聞きします。どんなときも人は、環境にあわせてたくましく生きる知恵をもつもの。ただ、無意識でもどこか無理をしていると、小さなストレスが少しずつ積み重なっていきます。

矯正やインプラント治療後の笑顔。
喜びを実感した心からの輝きが美しい。

長期間の矯正やインプラントは少々ストレスフルな治療です。矯正では、治療後も歯並びを保つためリテーナーという装置を装着しますし、インプラントも治療中は噛むことに不便が生じたりします。でも、いよいよ矯正のリテーナーが外れた時、インプラント治療が完了した時、患者さんは本当に嬉しそうな笑顔で、「口をあけて笑ったのは久しぶり」「食事がとても美味しい」とニコニコされます。笑ったり、食べたりという日常に喜びを実感できるしあわせ。それを守っていくのが私たち歯科医の使命だとあらためて思うのです。

タナカ歯科 田中孝宜

 

 

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ポトス3月号

投稿者: タナカ歯科

2020.09.09更新

猛暑の疲れはお口にも。

日々のお手入れをしっかりと

 

夏の終わり頃、歯茎の腫れを訴える患者さんが増えました。知らず知らずのうちに暑さの疲れが溜まるうえ、今年は特に生活の制約を強いられて、旅行やスポーツなどを自由に楽しむことができなかったため、メンタルな疲れも蓄積されているのだと思います。

ストレスも免疫力を低下させる大きな要因です。歯茎の腫れは免疫力低下のシグナルなのでしょう。

 

withコロナの時代を生きる。健康のカギは免疫力の向上。

 

オリンピックやスポーツ大会が中止になり、音楽や演劇鑑賞もままならなかったこの夏。スポーツや音楽・芸術は免疫力を上げてくれますが、しばらくは夏の熱中症、冬のインフルエンザにコロナ予防が加わり、感染症を意識しながら楽しむ方法を考えていかなければなりません。お口の中を清潔に保つことも感染を入口で防御することにつながります。口腔メンテナンスも欠かさずに。

不便な生活が続きますが、暗くならず、しかし慢心せず、withコロナの時代を生き抜きましょう。

 

タナカ歯科 田中孝宜

 

 

 

 

 

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9/24発行ポトス特別増刊号

投稿者: タナカ歯科

2020.04.01更新

新型コロナウイルス感染症の影響は医療のみならず、社会、経済などあらゆるところで影響を受けています。さまざまな情報も飛び交っていますが、情報のルートが肝心で、厚生労働省や国立感染症研究所など、国の諮問機関から発信された正しい情報を得て行動することが大切です。

私たち歯科医では、厚生労働省からおりてくる愛知県歯科医師会の情報を元に対応しており、院内の消毒も徹底しています。解明されていないウイルスのため、何が起きるか分かりません。私たちもできる限りのことをして、感染拡大を防止したいと考えています。私たちも含め、みんなで不要不急の外出を控えること、手洗いを徹底することなど、一人ひとりの対策も重要です。

しかし、糖尿病や心臓病など基礎疾患を抱えている人が新型コロナウイルスに感染すると重症化しやすいと言われています。そのため、外出を控えて治療を中断してしまうことは逆効果になることもあります。歯や口腔内の治療も同じで、口腔内の病気は生活習慣病と深い関わりがありますし、口腔内を清潔に保つことは誤嚥性肺炎を防ぐためにも必要になります。

毎日のブラッシングを欠かさないことはもちろん、歯科医の受診を躊躇されている方もいるかもしれませんが、今後も健康を維持するために、お口の健康チェックをしてみませんか。もしかしたら、体の異変に気付くことができるかもしれません。気軽に足を運んでいただき、毎日を元気に過ごしましょう。

 

 

 

 

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投稿者: タナカ歯科

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