医療コラム

2018.04.24更新

最近、テレビに映る芸能人を見ると、歯の白さやきれいさも身だしなみの重要な要素になっていることが分かります。一般の方にもその考えが広がっており、当院では11月から新しいホワイトニング「分割ポリリン酸ホワイトニング」を導入しました。

このホワイトニングは従来のものより低刺激で、体にあまり影響を与えないものと言われています。従来のホワイトニングは過酸化水素が主成分のものが多く、漂白作用によって歯を白くしていました。原理は髪の脱色と同じなので、歯の滲みや痛みを感じてしまうこともありました。

分割ポリリン酸はバクテリアからほ乳類まで、あらゆる生物の体内に存在しています。科学的な説明をすると、分割ポリリン酸は繊維芽細胞増殖因子(FGF)を安定化させるなど、さまざまな作用のあることが近年、研究によって分かってきました。

分割ポリリン酸を歯に塗布することにより、ステインの除去効果、沈着防止効果、さらには、歯周病菌やむし歯原因菌に対する抗菌作用ももちあわせます。歯をきれいにするだけでなく、口腔内の環境を整える物質としても注目されているのです。低価格で行えることも魅力的です。

そのため、「とにかく歯を白くしたい」「低コストで白くしたい」「知覚過敏なので、刺激なく白くしたい」など多様な悩みにも対応できるようになりました。この年末に歯も気持ちも一新して、新しい自分で新年を迎えてみませんか。

 

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コラム

投稿者: タナカ歯科

2018.04.24更新

最近、一気に気温も下がり、気圧などの変化もあるためか、腕の骨折のキズ痕が痛むことがあります。2月に骨折をしてから養生生活をしている時期に、健康な日常生活のありがたさを身をもって体感しました。もし、足の骨折だったら、一歩二歩移動するのもひと苦労ではないかと、リアルにイメージできました。

患者さんに仕事をがんばっている方がいらっしゃって、以前、お腹の激痛を虫垂炎と思って放っておいたら、実はガンだったという方もいます。手術で奇跡的に回復されましたが、このままではいけないと、生活を変えられたとのこと。「駄目だと思う前に休む」、要するに無理をしないことを心がけるようになったそうです。

私もこの歳で骨折をして、回復できた今だからこそ、考えられる事があります。がむしゃらに頑張らなければいけない時もありますが、健康に長生きする為には、ブレーキも必要ではないでしょうか。

私の骨折は背中から転んで、背中側の腕を骨折しました。「まさか」の事態が突然、起こったのです。「大丈夫」と過信せず、普段からさまざまなことに注意することが大切だと感じました。

今年も年末が近づいてきました。みなさんも元気に、健康に、無事に年末や新年を迎えることができるよう、残り2カ月、兜の緒を締めていきましょう。

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投稿者: タナカ歯科

2018.04.24更新

最近、患者さんと幸せについて話をする機会が増えました。そこで、患者さんにどのような時に幸せを感じるかを聞いてみると、「おいしいものを食べている時」「大切な人たちとコミュニケーションをとっている時」といった内容が多くありました。

これらは咀嚼や会話など、歯や口が大きく関係しています。と言うことは、健康な歯と口を維持していけば、これからも幸せな瞬間を増やしていくことができるのではないでしょうか。そのためにも、日々の口内ケアや予防歯科を大切にして欲しいと思います。

80歳で20本の歯を残すことを目指す「8020運動」は、残存歯数が20本を下回ると咀嚼能力が低下するという疫学調査に基づいています。そして、良好な咀嚼能力はQOL(クオリティ オブ ライフ)の高さに影響するという報告もあります。

つまり、私が以前からお伝えしている「食べて、動いて、寝て、忘れる」ことは健康を維持するためだけでなく、幸せにもつながるということが言えます。

食欲の秋、レジャーの秋です。行事や旅行などで、家族や友人とおいしいものを食べる機会も増えてくるでしょう。幸せの瞬間のために、日頃の歯と口のケアを心がけて、楽しい思い出をつくっていきませんか。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.24更新

体の健康とお口の健康。どちらも大切なしあわせの条件。

医療や食生活が発達進化し、長寿の時代になりました。健康でいられることは大切ですが、それだけでしあわせだと言えるでしょうか。
美味しいものを家族や友人と一緒に食べ、楽しく語り合い、笑いあえてこそのサクセスフル・エイジング(幸福な老後)。しっかり噛めなかったり口元が気になったりしていては、食事も会話も心から楽しめません。長寿時代のしあわせは、お口が担っているといってもいいでしょう。

幾つになっても、元気な「歯」ときれいな口元で、人生を謳歌。

歯周病や入れ歯など、年齢を重ねると若い頃には思いもしなかったお口の変化に見舞われます。歯と口元は、「食べる」「会話する」「笑う」などQOL(生活の質)に重要な動作の多くを担う大切な器官。体の健康を気遣うのと同じように、毎日の歯のケアや定期的なメンテナンスも生活習慣に取り入れてください。
歯とお口は、人や社会とのコミュニケーションの窓口。幾つになっても健康で美しい歯で、しあわせな人生を。

 

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投稿者: タナカ歯科

2018.04.24更新

今年は早くから30度を超えた気温を計測し、暑い日が続いています。その影響なのか、最近、高齢の方を中心に歯茎の腫れを訴える方が増えています。原因は暑さと疲れが考えられます。

この暑さに耐えられるよう、室内にいる時は我慢せず、エアコンをつけて涼しくし、外出する時は日傘や帽子で暑さをカバーしましょう。もちろん、水分と適度な塩分の補給も必要です。

さらに、いつもお伝えしている通り「よく働いて、よく食べて、よく寝て、忘れる」が重要です。暑い時期を乗り越えたい時こそ、規則正しい生活を送ることが体調不良や歯茎の腫れなど、あらゆる病気の予防につながります。

「なんとなく大丈夫だろう」は禁物です。若い時は体力があるので、多少、体調が優れなくても基礎体力で乗りきることはできますが、歳を重ねると基礎体力が低下するため、油断が命取りになる場合もあります。高齢者の方に頻繁に熱中症予防が呼びかけられているのも同じ理由です。

往診で伺っている方に93歳の患者さんがいますが、とても元気です。よく動き、よく食べて、よく寝ているとのことで、やはり、規則正しいメリハリのある生活が元気の源となっているようです。まだまだ暑さが続きます。今からでも遅くはないので、規則正しい生活に取り組み、食欲の秋に備えて、お口の中を整えておきましょう。

 

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投稿者: タナカ歯科

2018.04.24更新

一瞬の油断が大きなできごとに・・・。まさか、と思っていた事態が自分の身に降りかかりました。

実は、2月にマラソンのトレーニングをしていたところ、凍結している路面で足を滑らせ、転倒して上腕骨頭を骨折していたのです。まさか、後ろに転倒するとは思わず、まともに背中を路面に打ち付けてしまったのです。全治3ヶ月、2ヶ月間は腕も上がらず、仕事はおろか、自分の生活もままならない状態が続きました。ただ、デメリットだけでなく、診療現場を離れざるを得なくなったことで、健康のこと、仕事のことを客観的に見直すことができました。

年齢を重ねると、骨、歯、筋肉など体の組織が硬くなってきます。硬くなることで少しの衝撃でも折れやすく、もろくなってケガをしやすくなるのです。無理をせず、自分の年齢や体の状態をきちんと把握しておかなければいけません。

事が起きてからでは手遅れ、ということもあります。歯もいつの間にか病気が進行していた、ということもあります。予防歯科の大切さをこれからもお伝えしていこうと思います。

現在はほぼ完治しており、再び治療に携わっています。そして、秋のマラソン大会に向けてトレーニングも始めています。仕事をするためにも、走るためにも、体も心も頭も健康でなければいけません。反対に、仕事や趣味のおかげで、健康が維持されていることも実感しています。

 

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投稿者: タナカ歯科

2018.04.24更新

世界に先駆けて、超高齢社会を迎える日本。今や1947年〜49年生まれの団塊世代も仲間入りし、4人に1人が65歳以上という時代になりました。高齢化のスピードも速く、1970年に65歳以上の人口が7%だったのが、1994年には14%に達し、世界で最も速く高齢社会を迎えたことになります。
 そのため、より一層、健康な日常生活を送ることができる「健康寿命」を延ばし、「健康長寿社会」を実現させることが急務になっています。病気予防や早期回復のためにも、よく噛んで、おいしい食事をとることが基本になります。健康な体は食べることによって支えられているのです。
 
 
 そのため、食べることに必要な「歯」は健康の原点と言っても過言ではないでしょう。歯周病やむし歯は生活習慣病にも位置づけられています。もし、定期的に歯の検診を受けていない方は一度、受診することをお勧めします。歯に問題がない場合でも、予防歯科を提供しています。
 一般診療に加えて、歯科の分野でも訪問診療が地域に求められる時代になってきました。実際、訪問診療のサービスを行っている歯科クリニックが増えてきているので、諦めずに気軽に相談してみましょう。訪問歯科診療の方向性としては、かかりつけの先生が外に出て診る方向、口腔ケアの先にある誤嚥性肺炎予防、摂食嚥下の分野の進歩、そこから行き行く先は健康平均寿命への拡大の貢献に繋がると思います。
 当院も訪問診療を行っています。今後もより力を入れて、地域の期待に応えられるよう、取り組んでいきます。

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投稿者: タナカ歯科

2018.04.24更新

見た目だけでなく、虫歯、歯周病、噛む力など、口腔内の病気予防、機能的部分の改善のために行われている歯科矯正は時代と共に進化してきました。初期の矯正治療はワイヤーテクニックと言う、金属のブラケットに針金を通した装置を一般的に使用していました。かつては成長期のお子さんだけが対象だったり、付け心地の良くないワイヤーが使われていたりしていましたが、ブラケットの種類が増えたり、セラミック素材になったり、開発が続けられてきました。

近年はインビザライン(マウスピース矯正)の登場で、成人の矯正治療を行う患者さんも増え、子供から大人まですべての人が矯正歯科を行うようになりました。

今回、当院では新しいマウスピースを使った「EFライン」を導入しました。年齢的には3歳から12歳くらいまでが最適な時期だと思います。顎の筋肉を鍛えて、筋肉を正常なかみ合わせに移動させていく、機能的矯正に特化した技術です。顎全体を矯正するため、出っ歯、受け口、指しゃぶり、口呼吸の悩みなどに効果があります。

体への負担を軽減し、ワイヤーのような痛みも減少、マウスピースなので見た目も気になりません。概ね従来の矯正の前に行う未発達な成長期に正しいあごの成長を誘導しようとする方法です。矯正治療の進化もこれでかなりの年齢をカバーでき、確立されたような感じを受けます。

4月から新しい年度が始まります。歯科矯正を始めて、新しい自分の素敵な笑顔を目指してみませんか。

 

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投稿者: タナカ歯科

2018.04.24更新

最善(さいぜん)観(かん)で生きる。
どんなことも次に役立つと信じて―。

「最善観」という言葉があります。人は、何か失敗したり良くないことが起きたりすると、ついくよくよしてしまいます。
反省するのは良いことですが、いつまでも引きずっていては次に進めません。
どんな出来事もそうなるべくして起きたのだと受け止め、次への糧にする。
そういう気持ちでいることが、最善観をもつということです。「人生(じんせい)万事(ばんじ)塞翁(さいおう)が馬(うま)」
「災い転じて福と為す」も同様。昔の人も同じように思っていたのですね。

毎日の心がけの積み重ねで幸せに。
つながっていく「歯」と「こころ」。

人は必ず失敗するものです。
それをどう活かすかによって、未来が決まる。
先を見て心穏やかに過ごす習慣は、精神を鍛え、何が起きても対処できる安定した強い心を育みます。
日頃から歯とお口の健康について意識を払う習慣もそんな心を養います。
生活習慣として予防を心がけることで、
自分の意識がちゃんと自分の身体に向かい、トラブルが起きた時に冷静に立ち向かうことができます。
「歯」と「こころ」はつながっているのです。

 

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投稿者: タナカ歯科

2018.04.24更新

かつては、初診の患者さんの主訴といえば「虫歯」でした。しかし、ここ数年は虫歯以外、主に歯周病の症状で来院される患者さんが増えています。
 歯周病にはさまざまな症状があり、知覚過敏、歯肉炎、歯ぐきが痩せるなどがあります。また、歯周病の痛みを避けようとしてアンバランスな噛み合わせになり、顎関節症を引き起こすことや、過食症や拒食症の摂食障害が歯周病の原因になることもあります。
 最近では歯周病が心身症の一つとも言わるようになりました。主に、睡眠障害からくるストレスが歯へ影響しているようです。ここ10年ほどは、パソコンやネットなどの発達により生活が大変便利になりましたが、買い物に出かける、電気を消す、メモを書き写すなどの日常の動作が減っています。体を動かさなため、眠りが浅かったり、眠れなかったりするようになり、不眠がストレスになるケースが増えているようです。これ以上、歯周病を進行させないためにも、生活が便利になった分、どこかに弊害が出ていることを認識すべきではないでしょうか。
 また、体を動かす機会が減ったのであれば、意識して動かすことが大切です。体を動かすことで気持ちもリフレッシュでき、ストレスも軽減できるでしょう。
 今年一年、歯周病予防のために運動する機会を増やしてみませんか。心身を健康にすることが、歯の健康維持にもつながります。

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投稿者: タナカ歯科

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