医療コラム

2018.04.23更新

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「明眸皓歯(めいぼうこうし)」は美しく澄んだ目、白く美しい歯並びという意味。 楊貴妃をしのんだ杜甫が彼女の美しさを表した詩です。 昔から人々は、美しい歯に憧れを持っていたようです。 紀元前15世紀から紀元前8世紀を生きた古代フェニキア人からは、審美目的で人工歯を金線で結んだブリッジが発見されています。 また、欧米では19世紀まで歯を失った貴婦人は入れ歯をはめていたという話もあります。

現代でも、アメリカの映画やドラマでは、歯の矯正をしている子どもを良くみかけます。 アメリカでは歯並びの良さや白い歯は当たり前だと考えられているからです。 歯並び次第で、家柄を見られる、出世に響くと信じられているほど。 外国人にとって、歯の美しさは身だしなみと同じなのかもしれません。

歯の白さ、歯並びの美しさは、思いきり笑えることや自分に自信を持てることにもつながります。 また、物理的にスポーツ選手や力仕事をする人は噛み合わせが悪いと力を込めることができません。 見た目以上に歯の美しさは、私たちが生活していく中で大切な要素を含んでいるのです。

今は技術が進歩し、歯を美しくする方法にもたくさんの選択肢があります。 自分の歯に興味を持ち、専門医から的確なアドバイスを受けてみませんか。 これからの人生をもっと楽しく過ごすことができるかもしれません。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.23更新

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ある事情で巳むを得ず抜いた歯をそのままにしておくと、後に歯並びや噛み合わせの問題が出てきます。そのため、入れ歯や差し歯をしたり、ブリッジを施したり、歯のすき間を埋めるためにいくつかの方法をとります。その方法のひとつに、インプラントがあります。

インプラントと聞くとどんなイメージを持ちますか?難しい手術をする、ボルトが埋め込まれる、怖い。あまり良いイメージを持たれないことが多いようです。

しかし、それは近年の技術の発展を知ると、ひと昔前のイメージを払拭させてくれます。その大きな違いに、手術が非常に簡便化されたことが挙げられます。言ってみれば、抜歯をする感覚で受けることができるのです。

しかも、インプラントなら手術後もしっかり噛むことができ、お手入れも楽。見た目も自分の歯と変わりがありません。

そのため、審美歯科の世界ではインプラント手術が一般化されてきています。もし、まだ不安におもうのであれば、インプラント手術の経験が豊富な専門医で、納得いくまで説明を聞きましょう。インプラントの最大のメリットは安定感。自信を持って噛んだり、笑ったりすることができます。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.23更新

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実際の年齢より若々しく見える人を最近、多く見かけます。 美しくいようと心がけている人、目的を持って人生を楽しんでいる人、子どもの感性を持つ好奇心旺盛な人など、若い気持ちを持つことはとても大切です。

そして、見た目年齢には口元の美しさも関係します。例えば、奥歯を失ってしまうと頬が落ち込み、顔の輪郭が変わってしまいます。また、歯周病が進行すると歯茎がはれたり口臭が気になったり、自信が持てなくなってしまいます。歯の加齢変化としては、歯の黄ばみ、着色はどうしても免れることができません。

幸い、口元の美しさは予防と治療によって保つことができます。治療技術は日々、進歩しており、高機能で見た目の美しさも保つ新技術が開発されています。加齢による歯の着色もPMTCやホワイトニングで白さをよみがえらせることができます。

そのため、どんな歯や歯茎であってもあきらめることはありません。 美しい口元は自分に自信を持たせてくれ、楽しい会話や笑顔ができ、食べ物をおいしく食べることができます。 早めの治療、その後の予防が人生のQOLには欠かせません。 見た目の美しさが心を若々しくさせます。 さらに、その若い気持ちが見た目にも反映され、良い循環が生まれることでしょう。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.23更新

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昔はQOL(クオリティオブライフ)というと、残された余命の生活の質のことをさしていましたが、今は人生をどう生きるか、どのように人生を楽しむかというときに使われる言葉になりました。

ある50歳の患者さんの話です。子育てから手が離れ、今後は自分のための人生を過ごそうと楽しみにしていたところ、気がついてみると歯周病で歯がぐらついていたのです。これでは思うように食事をすることができません。

食べる行為は生活の中の楽しみの一つです。例え物質的には満たされていたとしても、思うように食べることができなければ幸せな気持ちにはなれないのでは、と感じました。

もちろん、その患者さんはしっかりと噛むことができて、物をおいしく食べられる歯を希望しています。しかし、入れ歯には抵抗を持っており、インプラント治療を前向きに考えています。これは、かつての“50歳までの人生”から“50歳からの人生”という傾向に変わってきたいい例ではないかとも思いました。

仕事、家事、子育てに全力を尽くしつつも、後の自分の人生を楽しく過ごすためには、忙しくても健康に気を使うべきです。健康診断を受けていますか?若い頃からの日頃のケアが、自分の楽しい人生に反映されていくでしょう。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.23更新

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「キュートな」とか「かわいい」というイメージを持つ人が多い八重歯。劣等感を持つこともあるアメリカとは異なり、日本では人前で歯を見せない礼儀もあることから、非常に寛容です。

歯学的に説明すると、八重歯は歯牙が叢生(そうせい)した状態、上あごの犬歯が唇側に生えてきた状態を言います。
これは、あごと歯の大きさのアンバランスなどから、犬歯が生えてくるスペースが確保できない場合に発生します。また、先天的な場合もあります。

あごの骨が成長するにつれて正しい位置へ自然におさまることもまれにありますが、多くは歯列矯正が必要となります。

噛み合わせの問題や、口の中を傷つけてしまうこと、最近では歯並びへの美意識が高まるなど、八重歯の矯正に通う患者さんも増えています。そこで、患者さんの歯列矯正を行って思うことが、犬歯を正しい位置に矯正すると「顔が優しくなる」ということです。

八重歯の矯正に限らず、きれいな歯並びは笑顔が美しくなります。その笑顔は心からの自信につなげることができます。歯列の美しさから心身の健康につながるよう、いちど、口の中をチェックしてみませんか?

投稿者: タナカ歯科

2018.04.23更新

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歯学部に通いながら、写真学校に通っていた20代。
写真の世界にのめり込んでいたにもかかわらず、大学を卒業してからは仕事一筋で本格的な写真を撮ることもなく過ごしていました。
しかし、35歳の時、体調を崩してから健康に気遣うようになり、自分の心身を見つめ直すようになりました。

45歳の時、思い立ってニューヨークへ撮影旅行に。「自分への可能性への挑戦」をテーマにいつか個展を開くことを夢に描いていました。

そして、この度、いよいよ名古屋で私の写真展を開催します。
人生について真正面から向き合う時期があること、つらい時期でもポジティブに何ができるのかということ、多くの患者様から人生観を学ばせてもらいました。

写真展では写真と詩がひとつになった作品、それに音楽を加えた、従来の写真展とは違う新しい試みを考えています。

今まで出会った方々に感謝を込めて。
多くの人に足を運んでいただけたら幸いです。

「田中孝宜の世界」写真個展
6月23日(火)~28日(日)
10時~18時(最終日は16時まで)
場所:ノリタケギャラリー栄(愛知県名古屋市中区新栄町2-1 ノリタケビル1F 愛知県芸術文化センター南・錦通り沿い)

投稿者: タナカ歯科

2018.04.23更新

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あるとき、患者さんが「このような口元になりたいのです」と雑誌の切り抜きを手に訪れました。
自然な美しい歯を復元するためのセラミックトリートメントですが、
それまで審美歯科の写真といえば、歯ぐきと歯そのものしか写っていない写真ばかりでした。
しかし、口元全体の美しさも考えながら施術したことで、
良い仕上がりになり、患者さんも大変、喜んでくれたのです。

この時、ふと思ったのですが、矯正をされたいと希望される患者さんには歯の大きい人が多いな、と感じました。
美しい歯、口元とは、顔に合った大きさとバランスがあるのだと改めて気づかされたのです。
口元の美しさを表すスマイルライン、エステティックラインを本当の意味で理解できました。
この時から、当院では症例の写真は口元まで入れて撮影するようになりました。

口元は見た目の他、生きる(食べる)ための重要な役割も果たします。
患者さんが生活をしていて違和感のないように仕上げることも重要。

そのために、インプラント、セラミック、ブリッジなど、用途によって得意な専門ラボに依頼すること、
また、その都度歯科技工士と相談し、患者さんが満足、納得できる仕上がりが本当の審美歯科ではないかと考えています

投稿者: タナカ歯科

2018.04.23更新

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例年に比べて、花粉症の症状が早く出た方、そして症状が重い方が多いのではないでしょうか? くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみが一般的に花粉症の4大症状とされていますが、 今年はそれに加えて、口腔内の症状もあるのではないかと感じました。 花粉症のシーズンが始まってから、久々に来院される患者さんの中で歯茎からの出血・腫れ、物を噛むと痛い、 等の歯周病の急性発作を訴える方が多く見られるように思いました。

花粉症の人の9割近くが、花粉症の症状が出ない時期と比べて寝付きが悪くなる、あるいは浅くなったと感じているようです。
こうした睡眠障害が口腔内にも影響を与えているのではと考えられます。

また、花粉症で鼻がつまると口呼吸が多くなり、口の中が乾燥しやすくなります。
唾液量が減少すると口腔内の細菌が繁殖しやすく、歯肉が炎症し、歯周病にもなる可能性も。
口腔内の乾燥は口の病気へと進行させてしまうのです。

歯の定期健診をしていると、普段から歯茎のチェックができるので、花粉症シーズンも安心です。
花粉症は仕事や家事、勉強に集中できなくなるという、日常生活の質の低下につながります。
来年のシーズンに向けて歯の健康も整えておくと良いでしょう。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.23更新

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開院24年、長年歯科医を続けていると、親子3代を診ることもあります。
家族の方々を診ていると、歯の質、歯並び、歯周病や虫歯など同じような症状が出ることがあり、遺伝的な要素があるのだと感じられます。

ご家族で歯のチェックに来ていただけると、似た部分を分かったうえでサポートできます。
また、先天的なものばかりでなく、毎日の習慣が影響を与えることもあるので、1日の過ごし方、特に食事やおやつの摂り方をお聞きして、アドバイスすることもできるのです。

さて、年齢の「齢」には偏に歯が使われています。
これは、昔、牛や馬などの動物の年齢を歯で見ていたことが由来しているようです。
同じように、人にも当てはめることができます。
乳幼児は乳歯、学童期になると歯が生え変わり、成長するにつれて歯が抜けたりかけたりするからです。

年齢で起きやすいトラブルも変化します。
例えば、3歳~6歳が最も虫歯になりやすく、学童期で虫歯や歯肉炎に、壮年期では歯周病の影響が出るなどです。

歯はその人の年を表します。
現在、予防医療が勧められていますが、いつまでも健康な歯、きれいな歯、何でも食べられる歯にするために、
日頃のケアに努めましょう。

投稿者: タナカ歯科

2018.04.23更新

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最近、よくないニュースを耳にすることが多くあります。暗い気持ちになったり、
沈みがちな景気をなんとかしなければと、焦ったりすることもあるでしょう。

しかし、少し視点を変えてみませんか。
このような時代だからこそ、ちょっと心を休めて、自分の体を見直すチャンスなのでは
ないでしょうか。

年が変わり、当院にも今まで忙しくてなかなか通えなかったが、
きちんと歯の治療をしようとお見えになっています。
今年は充電の時期だとポジティブに考えれば、この時代を乗り越えることが
できるのではないでしょうか。

自分の体のことをどこまで知ってしますか?少し痛むところや気になるところがあっても、
そのままにしていることはありませんか?

せっかくなら自分の体をきっちり検査してオーバーホールしてみましょう。
長い歴史の中には良い時もあれば悪い時もあります。
今後の良い時代に向けてしっかりと心身の健康を整えて、準備しておきましょう。

健康的な心身であれば、経済環境に影響されることなく、順調な生活を送れるでしょう。
今年こそ「歯とこころ」を健康にする、良い年ではないでしょうか。

投稿者: タナカ歯科

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