高齢者社会に向けた 地域に根付く歯科医療を
2018.04.24更新
昨年、9月21日の「敬老の日」にちなんで取りまとめられた総務省統計局の発表によると、日本の高齢者(65歳以上)の人口は3384万人、総人口に占める割合は26.7%と共に過去最高になっているとのこと。80歳以上の人口が初めて1000万人を超えたようです。日本の高齢者人口の割合は主要国で最高であり、今後、さらなる超高齢化社会が予想されます。
高齢化ということで、自分の力では病院に通えない方が増えていくことが予想されます。地域に根ざす歯科医を目指す身としては、今後は往診にも対応して、患者さんの歯の健康を守っていきたいと考えています。
ただし、元気な高齢者も増えていることは確かです。当院では、80歳になっても20本以上自分の歯を保とうという「8020運動」を呼びかけていますが、2、3年前までこのような方は、当院の患者さんの中に1、2人ほどでしたが、昨年は9人、今年は10人以上になりそうです。
自分の歯でおいしいものを健康的に食べるということは、元気な体づくりにつながり、生活の質を良好に保っていくことができるでしょう。私も年齢を重ねていきます。地域の健康寿命を延ばせるように、歯の健康を中心に自分も元気であり続け、患者さんと共に歩んでいきたいと思います。
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