生きることへの哲学的つぶやき アゲイン「ストレスの行方」
2018.04.12更新
今は過ぎた時代。今もこの胸に。その頃、都会のまばゆい街の光は僕の心の中の闇を映出す。どこかにもう一人の僕がいて、本当の気持ちを時々映し出してくれる。最後の地下鉄が僕を乗せ、遠い記憶を呼び戻してくれる。時はカモミールのようにほのかに漂いゆっくり過ぎていく。今でもほんの前の出来事のように思い出される。ストレスの感覚は静かに時には心地よく時には痛々しく、僕のこころをむしばんでいく。いつまで流れるのか、何処まで流れるのか…。この風景を見た時、それまでのストレスはこの時のためにあったのかと感じ、これから流れるここから流れる写真の世界にこころはずませました。過ぎ去ったあの頃を振り返れば悪いことだらけではないように思います。J.Hヴィンセントの言葉に「雲や嵐なしにはいかなる虹もあり得ない」とあるようにね……。
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