医療コラム

2019.07.04更新

 5月末、北海道で気温38度を記録するなどこの時期としては珍しく、全国的に猛暑になりました。ニュースでは熱中症で体調を崩す方が大勢いることを報道していましたし、まだまだ異常気象が続いている印象です。
 5月の連休に多くの方が体をゆっくり休めることができたためか、5月中は歯の不調を訴える方が少ない状況でしたが、5月末から6月前半にかけての急激な気温の上昇が影響し、当院でも歯茎からの出血や腫れを訴える方が多くいました。
 異常気象の時は体の変化に気がつきにくいことがあります。例えば、「まだ夏ではないから、熱中症ではないだろう」と思っていても、熱中症だった、という場合もあるからです。頭では大丈夫だろう、もう少しいけるだろうと思っていても、実際にはコントロールがうまくできないことがあるのです。

 そのためにも、定期的な健診を受けておくと、自覚はなくても、実は体の変化に気がつくことができます。ちょうど、春から夏にかけてがん健診などの健診の案内が行政から届いているかと思います。こうした機会を利用するのも一つの方法です。
 最近のように、気温や気圧の変化が大きく免疫力に影響し、病気や不調につながることがあります。歯のことで不安があれば、自己判断で終わらせず、歯科専門医にご相談ください。
 夏が近づいてきました。定期的な健診などで自分の体を客観的にチェックし、健康な体でいたいものです。

 

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資料

投稿者: タナカ歯科

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