医療コラム

2018.10.29更新

夏の猛暑から涼しい秋に移り変わり、ふと最近、感じたことがあります。当院では一般歯科から審美に至るまで多くのメニューを取り扱っていますが、開院当時の33年前から比べると、本当に技術や素材が進歩したと感じています。
 健康の歯をお持ちの方は、さらに健康な歯を保ち、QOLを高めることができるほか、ホワイトニング、セラミック矯正などのように、よりきれいな歯にすることができるようになりました。
 矯正技術もセラミックを使用して透明で目立ちにくいものや、マウスピース矯正(大人用のインビザラインや子ども用のEFライン)も登場し、世界的にも乳歯から矯正ができるようになりました。
 虫歯の治療にも、金属以外のセラミックなど親和性の高い材料が誕生し、金属アレルギーの方にも対応できるようになっています。
 入れ歯の代わりになるインプラントは自分の歯と同等、もしくはそれ以上の力で噛むことが可能になっていますし、手術を避けたい方にはノンクラスプデンチャー(針金のない入れ歯)や薄い入れ歯もあるので、治療の幅が広がっています。
 この一連の流れをみていると、技術や素材はバリエーションに富み、患者さんの多様な悩みに対応できるようになったことが分かります。私も新しい技術にチャレンジしてきましたが、患者さんの笑顔を見ることができて本当に良かったと思います。これからもその姿勢を忘れずに、町の歯医者さんとしての役割を果たせるよう頑張っていきたいと思います。

 

 

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咲楽10月号

投稿者: タナカ歯科

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