医療コラム

2018.04.24更新

先日、孫と一緒に留守番をした時、りんごを食べようと大ぶりに切って孫に差し出しました。あまり上手に食べませんでした、この時、メディアで懸念されている「最近の子どもは“対応力”が低下しているのでは」という説が頭をよぎりました。そして少しだけ小さくして、ゆっくりよく噛んで食べなさいと教えたところおいしそうに食べ始めました。

私は哲学や心理学が好きで、専門の先生とのプライベートでの交流も多く、さまざまな話題を耳にします。最近、気になったのはアルフレッド・アドラーが唱えたアドラー心理学です。「今起こっているできごとは個人の目的によって変化する」という理論で、簡単に言うと、自分の行動で周囲を転換させることができ、どのように転換させるかは「行動する勇気」さえあれば、さまざまな事象はなんとでもなる、ということです。周囲の環境が自分と合った時だけ行動を起こすのではなく、特に子どもたちには、自分の人生は自分で切り開いていける対応力を身につけて欲しいと思います。

私たち大人も、今後の健康を見据えて、自分から進んで健康診断や歯科検診などのそのほかの検診などを受けてみませんか。あなたの行いを見て、周囲の人も「健康でいなくては」と積極的になるかもしれません。自分自身が行動を起こすことで、いつまでも家族や仲間と楽しく暮らすことができるでしょう。

 

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コラム

投稿者: タナカ歯科

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