先日「芸術の秋」ということで、愛知芸術文化センターへ絵画鑑賞に行きました。きっかけは、当院の患者さんでプロの画家の方がいらっしゃり、所属の二紀会にて今回、受賞したとの事でその作品を是非見てみたいと思ったからでした。
やはり、絵を見ると心が和みます。人間には、目と心が通じる感覚があるんだなと実感しました。普段は忙しさに流されていますが、たまにはゆったりと、空間と時間を楽しむのも良いものだと感じました。
画家の患者さんに受賞の理由について尋ねたところ、今までは受賞しようと力が入りすぎていたようですが、今年は受賞への欲がなく、力が抜けた状態で作品を描くことができたとのことです。ここで思い出したのが、1昨年、京都マラソンに参加した時のことです。ゲン担ぎにと、金閣寺にある運だめしスポットでお金を投げていたところ、何も考えずに投げたらあっさりと入ったことです。
集中しなければいけない時もありますが、何をやってもうまくいかない時など、案外、何も考えずに行うと無駄な力が抜けて、良い結果に結びつくことがあります。みなさんも、なんとなく買ったクジが当たったなど経験はないでしょうか?
早いもので今年も師走。年末は謀殺されがちで、どうしても毎日、力が入ってしまいますが、時には力を抜いて、根を詰めすぎずに行動することも体と心には必要です。
今年もあと少し。健康に年を越せるように、時にはゆっくり、健康に過ごしましょう。
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