医療コラム

2018.04.23更新

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今年も35度を超える猛暑日が多くありますが、暑さの波に合わせて、歯茎が腫れて痛みを感じるという患者さんも続出しています。毎年、ゴールデンウィークやお盆、年末年始など、忙しくなる時期に合わせて急性の患者さんが増えますが、今年は早い段階で猛暑がやってきたためか、お盆前にすでに2回、歯茎の痛みで来院される患者さんのピークがありました。
調べてみると、暑さで体力が低下し、もともとあった歯周病に急性の症状が出たようです。歯茎が炎症を起こして歯が浮き、噛み合わせの度に炎症している部分に衝撃を受け、痛みが起こるのです。
これは、普段からの定期検診で防ぐことができます。実際、急性の歯痛で来院された患者さんの中には、しばらく歯科医とご無沙汰だった方も多くいました。定期検診を受けている方は、歯科医が口内をチェックするので、様々な症状の変化に気がつくのはもちろん、診てもらうために自分できちんとブラッシングしようという意識が強く働きます。
体調管理はもちろん、良好な口内環境に整えておくことで、突発的な環境の変化からくる急性の症状は防げるはず。定期検診をすることで、自分では気がつきにくい歯の状態をチェックしておきましょう。

投稿者: タナカ歯科

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