習慣の大切さと体調変化の関係
5月の連休明け、当院の患者さまに歯茎の腫れを訴える人が増えました。例年、一年の中で連休前後は歯茎の腫れを訴える患者さまが多くなる傾向にあります。
4月に新生活をスタートさせた方たちにとって、5月は体も心も疲れがちになります。例えば、新入社員にとっては4月に気を張っていたところからの疲れが出る時期であり、転勤した人にとっては環境の変化から疲れが出る時期です。
4月から続いていた緊張の糸が、5月の連休をきっかけにぷつんと切れてしまい、一気に疲れが体に影響を与えてしまっていると考えられます。本来ならば連休に、体の休息やレジャーに充てることができますが、反対に、連休に入ったことの安心感からの疲れや、休まなくてはいけないという義務感にかられるなど、日常のリズムを崩しがちになり、心身の疲れを取り除くことができずに休みが明けてしまう方もいるでしょう。
人間の体は普段のペースを守ることで、健康を保つことができるのです。
すなわち、普段の生活習慣をいかに保つかが大切になってくるのです。これから、梅雨といった環境変化や夏休みなどの連休も迎えます。もし現在、体調に変化がある場合は早めに対処することをお勧めします。
特に、口の中は体調の変化と連動しやすい傾向があるため、定期検診を含め、異変を感じたら早めの受診をしましょう。
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