医療コラム

2018.04.24更新

今年は早くから30度を超えた気温を計測し、暑い日が続いています。その影響なのか、最近、高齢の方を中心に歯茎の腫れを訴える方が増えています。原因は暑さと疲れが考えられます。

この暑さに耐えられるよう、室内にいる時は我慢せず、エアコンをつけて涼しくし、外出する時は日傘や帽子で暑さをカバーしましょう。もちろん、水分と適度な塩分の補給も必要です。

さらに、いつもお伝えしている通り「よく働いて、よく食べて、よく寝て、忘れる」が重要です。暑い時期を乗り越えたい時こそ、規則正しい生活を送ることが体調不良や歯茎の腫れなど、あらゆる病気の予防につながります。

「なんとなく大丈夫だろう」は禁物です。若い時は体力があるので、多少、体調が優れなくても基礎体力で乗りきることはできますが、歳を重ねると基礎体力が低下するため、油断が命取りになる場合もあります。高齢者の方に頻繁に熱中症予防が呼びかけられているのも同じ理由です。

往診で伺っている方に93歳の患者さんがいますが、とても元気です。よく動き、よく食べて、よく寝ているとのことで、やはり、規則正しいメリハリのある生活が元気の源となっているようです。まだまだ暑さが続きます。今からでも遅くはないので、規則正しい生活に取り組み、食欲の秋に備えて、お口の中を整えておきましょう。

 

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コラム

投稿者: タナカ歯科

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